「みなさんは100万円もらったら何に使いますか?」レッスンで使用しているTAGAKIの中からこんな質問をしてみました。
・Donate it (寄付する)
・Give it to my mom and dad(家族にあげる)
・Save the money (貯金する)
・Buy a dog(犬を飼う)
と、いろいろな答えがでてきました。寄付すると答えた子に追加の質問で「How much?」いくら寄付するのかを聞いてみました。
・500,000円
・1円
・100円
と、それぞれ違った答えがでてきます。中には「おっと」と思うものもありますが(笑)どの答えに対しても否定することはしません。子どもたちの意見はそれぞれ尊重するようにしています。
自分の常識は他の人の常識とは違うことってありますよね。日本人同士でも「えー!そうなの?」と驚くことがあるのですから、世界に目を向けてみると例えば自分の常識とは真逆のことが良しとされているケースだってあります。(もちろん例外はあります)
・食事の時にお茶碗やお皿などを持ちあげて食べることは、韓国では行儀が悪いこととみなされます。
・ごはんなど残さずに食べることは「量が足りなかった」と思われ、失礼にあたるので中国では少し食べ残しがある方がよいと言われてます。
・頭は「精霊が宿る場所」だと考えられているので、タイではむやみに他人の頭を触ることはしません。(最近の若い世代はそこまで気にしないようです。)
あと、有名なところだと
・インドではカレーを手で食べます。
・麺類をすすって音を立てながら食べることは失礼に当たります。
など。なぜか食べ物関係ばかり思いつきましたが(笑)
場所が変われば常識も変わる。それなら、自分が思っていたこととは異なった意見でも否定するのではなく受け入れられるような柔軟な姿勢を子どものころから養えるといいですよね。
N English Clubで使用しているテキスト「Learning World」の著者中本先生がよくおっしゃるのが「I’m right. You’re right.」(私もあなたも正しい)すてきな言葉です。みんながそういう風に思えたなら、きっとステキな世の中になるのではと思います。