突然ですがみなさんは「”推し”のメンバーやグループがいますか?」
生徒から”推し”という言葉を最近よく聞くのですが、すごく好きなことや好きな人が見つかったというのは強みでもありますね!好きなことから英語を学ぶってとても大事ですし、モチベーションにもなるのでそこに英語を絡めてみればいいのでは?ということでレッスンでやってみました!
実はテキストの該当ユニットはみんなの自己紹介を聞き取って情報を書き留めるという内容なのですが、なんせ長いこと一緒にレッスンをしているのでお互いについて知っていることが多い!(名前、名字、誕生日など知っている情報満載ですよね💦)英語で聞き取る前に答えが分かってしまうのはつまらないので、違ったアプローチができないかなと考えました。
このクラスは推しの話が毎回のレッスンで登場するので「推しのおかげで英語のスペルや意味を覚えた!」なんてことも聞きますし、推しの歌によく出てくる英語について「なぜこのスペル?」と疑問を抱くこともできたようなので、なにか活用できないかと以前から思っていたんです。(出てきた質問には全力で答えます!)
そこで、自分の情報を英語で言うことは復習なのでレッスン内にザーッと発表まで終わらせ、英語で情報を聞いて誰のことを言っているのかを考えてもらうようにしました。私からの例として
It lives in Tokyo.
It has a pocket.
Its birthday is September 3rd.
It loves Dorayaki.
最後の文章でだいたい分かりますかね~?
そう、答えは『ドラえもん』でした!ちなみに写真の②はテキストに出てきたキャラクターの情報を書いています。ラーニングワールドで英語を習っている子なら分かるはず♪
このような例を与えてから、自分の推しや好きな人について調べてきてもらうことを宿題にしました。(この宿題をすごく喜んでくれたのが印象的でした(笑)宿題なのに推しが絡むと取り組む姿勢が変わりますね♪)
次のレッスンでクイズの出し合いをしました。メモ書きは単語でもオッケーですが、クイズを出すときは三人称も意識しながら言えるように文章で言います。アニメのキャラクターや声優さん、アイドルなどいろいろ考えてきてくれました!(正直、わたしには分からない方ばかりなのですがよく話をしてくれるので名前くらいは聞いたことがありました(笑)私が分からなくても、生徒同士で分かればいいんです。)
私としてはモチベーションを上げることも必要ですがこの宿題を通して「伝えたいものがあって、これは英語でなんて言うのだろうという疑問をもつこと」が大事だなと思っています。身の回りにはまだまだ知らない英語で囲まれているはず。それに気づくキッカケになればいいなと思います。
☆小学生クラス募集中です。
レッスンではアプリコット社のコースブックを主に使用していますが、時々そこから外れることがあります。目の前の生徒が興味をもつような夢中になれるようなレッスンを常に心がけていますので同じテキスト、ユニットでもクラスメンバーに合わせて内容を変えています♪