《中学生クラス》について①

N English Clubには中学生クラスがひっそりと(笑)あるのをご存知ですか?なぜ、ひっそりと書いたかと言うと中学生は小学生クラスから継続される方のみ受け入れをしていますので、ホームページなどで大々的に募集を行なっていないからなんです。おかげさまで来年度についてはみなさん継続してくださることになり本当に嬉しい限りです。
継続生しか受け入れていないのには理由がありましてそのあたりを書いてみようと思います。また、ときどき「中学生クラスはどんなことをするの?」と質問を受けることがあるのでそれについても触れていきます。

N English Clubの中学生レッスンで主にすることは大きく分けると下記です。
①オンラインで外国人講師と英語で話す
②ニュース記事などの教材を使用して自分の考えや言いたいことを伝える

まず『①オンラインで外国人講師と英語で話す』ことについて書いていきます。長いので箇条書きにしました(笑)

★今までの学習を活かしてさらに会話を楽しめる

夏の特別レッスンなど期間限定で企画したことがあるのですが、中学生は毎週外国人講師と英語で話すことに挑戦します。今までたくさんの英語表現に触れてきたのでそれを大いに生かすことができる機会ですし、習ったことを瞬時に出す練習の時間でもあります。さらに小学生のころから自己表現活動をしてはみんなの前で発表をしてきた子たちなので、自分が描いたものや考えたことについて外国人講師に抵抗なく伝えることができます。
外国人講師と直接話すことで異なる文化や考え方の違いも知ることができたり、好きなスポーツやアーティストなど共通の話題が持てるのも楽しいですね!中学生からすると少しお兄さん、お姉さんな方が多いのでK-POP、韓国ドラマやアニメなどで盛り上がる姿がよく見られます。

★英語を聞き取る力がある

オンラインレッスンでは、基本的に1対1で行なうのでまずは講師が何を言っているのか聞き取る必要があります。それぞれ発音やアクセント、話すスピードも違いますよ~。なのでこれがまず難しいんですよね!
この聞き取りの力というのはすぐに身に着くものではないと思っていまして、今までずっと小学生のころから音声を聞くことを宿題にしてきた子たちだからこそできると思っています。もちろん分からない、聞き取れないことはあるのですが、それでも知っている英語が出てくる確率はかなり高く継続生だからこそできることだと思っています。また、リスニングの力を維持するためにもオンラインレッスンが役に立っています。

★英語への抵抗がない

これはかなり大きいです!ほぼ初対面の外国の方と英語で話すなんてことは思春期の子にはハードルが高いと思います(笑)
しかも講師の方は現在形、未来形、過去形、進行形、完了形も容赦なく使われます。でも普段の日本語の会話を考えてみてもいろいろな文法が混ざって話していますよね?たとえば家族や友達と話をするとき「今日学校であったこと」や「何をしていた」とか過去のことを話題にすることが多いのではないでしょうか。「あのテレビが面白かった」とか「今日食べた給食がおいしかった」とかもそうですね。または、「明日は遊びに行く?」「好きなアーティストは?」「コンサート行ったことある?」「明日は晴れるかなあ。」など実は色んな文法が混ざって会話をしていますよね。
「現在形しか習っていないので現在形だけを使って話してください!」なんてことを講師にお願いできませんし、お願いしたとしても不自然な会話になってしまうかな。。。

このオンラインレッスンで「まだ習っていないから分からない!」ではなく、分からないという経験も大事ですし、一生懸命分かろうとする気持ちってコミュニケ―ションではとても大切です。継続生は英語に対して抵抗がないのでそういう未知なことでも対応できるんですね。「なんでもやってみよう!」とする姿勢があり本当に頼もしいです。
わたしは側でいろいろな角度からサポートに徹していますのでみんなが安心して話せるよう促しています。そして何より自分が伝えたいことを言えるようにするために文法や単語を学ぼうとする気持ちが生まれるんだなと思います。文法ごとに順を追って学ぶことは体系的に学べて分かりやすいのですが、自分が言いたいことがありきの方が会話で使える場面が増えると思いませんか?

ものすごく長くなってしまったので💦次回は②ニュース記事などの教材を使用して自分の考えや言いたいことを伝えるについて書きます。