顔のパーツを学んだクラスは、好きな顔を作ってもらいます。発話を促したいので、生徒がパーツを好きなように取るのではなく、以下のやり取りを行なって自分で選んだパーツを講師が1人1人に渡していきます。
講師「Do you want big eyes or small eyes?」
生徒「Big eyes, please.」
講師「What color do you want?」
生徒「Green, please.」
他のパーツ、noseやmouthでも同じように行ないます。するとこのような言い方もできるようになります。
生徒「Big brown eyes, please.」
Brown big eyesではないですね!形容詞が複数ある場合は語順にルールがあることを自然と身につけていきます。
できあがった顔は、I have big blue eyes, a small nose, a big mouth,,,,などと描写していき、どの子が作った顔について言っているのかを当ててもらいます。みんなのできあがった顔をじっくり観察し、講師が言っていることをしっかり聞く必要がありますね。自分が作った顔がレッスンの題材になったらうれしいようで、しっかり聞いてくれますよ♪
翌週には自己表現活動として、自分が思うhappy faceやsad faceなどをプリントに描いてもらいます。でも、その前にこのような画像をタブレットで見せます。
イメージがわきやすく、クスッと笑えるものを用意します。こうすることで、絵を描くまでに時間がかかる子や何を描いたら良いか分からない子、絵が苦手な子などの助けになります。また、私自身も絵が得意でないので、私の下手な絵をホワイトボードに描くことで「これでいいんだ!(笑)」と自由に表現することを促しています。