先日、大学で英語を専攻している卒業生から、「大学の授業の課題でインタビューをしたい」と連絡をもらいました。
幼稚園の頃から教室に通ってくれていた生徒が、今では英語を専門的に学び、その学びの一環として私に声をかけてくれたことをとても嬉しく思いました。
「なぜ英語講師になったのですか?」
「普段はどんな仕事をしていますか?」
そんな質問を見て書面で答えながら、自分が英語を教える理由や、教室で大切にしていることを改めて振り返る機会になりました。

英語講師になった理由
私は最初から英語講師を目指していたわけではありません。
大学卒業後は金融業界で働いていましたが、もう一度英語を学びたいという思いと、将来は自宅でもできる翻訳の仕事に挑戦したいという思いから退職し、1年間海外へ行きました。
半年間は語学学校に通い、さまざまな国から来た留学生と交流しました。中でもタイ人の友人とは特に親しくなり、今でも交流が続いています。後にタイで行われた結婚式にも招待してもらい、現地の文化や習慣に直接触れる貴重な経験をすることができました。
この経験を通して実感したのは、英語は単なる勉強ではなく、人と人をつなぐコミュニケーションの道具だということです。帰国後は英文事務や翻訳の仕事に就きましたが、子育てが少し落ち着いた頃、地域の英語サークルの講師が辞めることになり、「ぜひ挑戦してみたい」と思い切って立候補しました。
海外で感じた英語の楽しさや、人とつながる喜びを子どもたちにも伝えたいという思いと、自宅で仕事をしたいという夢が重なり今の仕事につながっています。
普段の仕事について
現在は、自宅で英語教室を運営し、小学生から高校生まで、それぞれの年齢や目標に合わせて英語を教えています。
レッスンだけが仕事ではありません。毎週のレッスン準備や教材づくり、スケジュール管理、ホームページやSNSの更新、体験レッスン、保護者の方との連絡、レッスン報告など、教室運営にはさまざまな仕事があります。
最近では、中学生・高校生を中心に個別レッスンのご希望も増えてきました。一人ひとりの目標や理解度に合わせて内容を工夫し、それぞれに合った学びを提供できるよう心がけています。
授業で一番大切にしていること
私が一番大切にしているのは、「間違えても大丈夫」と思える教室づくりです。英語は、間違えながら少しずつ身につけていくものです。最初から完璧に話せる人はいません。
だからこそ、生徒たちには失敗を恐れずにチャレンジしてほしいと思っています。
教室では、「話してみよう」「やってみよう」という気持ちを大切にし、小さな成長も一緒に喜びながら、自信につながるレッスンを心がけています。
インタビューを終えて
卒業してから何年経っても、教室を訪ねてきてくれたり連絡をくれる生徒がいることは、講師として何より嬉しいことです。
英語を教えるだけではなく、生徒一人ひとりとのつながりを大切にし、「ここで学べてよかった」と思ってもらえる教室であり続けたいと改めて感じました。
これからも、子どもたちが英語を通して世界を広げ、自分らしく成長していけるよう、一人ひとりに寄り添ったレッスンを続けていきたいと思います。
