英語とダンスの共通点ーヤングアメリカンズに参加して

みなさんは「英語とダンスって似ているな」と感じたことはありますか?今回はそんなことを考えながら、ヤングアメリカンズ2019のワークショップを見学していたのでちょっと書いてみたいと思います。

「英語とダンスは、自分のことを表現する」という意味でとてもよく似ているなと思いました。英語ならば言葉にして自分の思いや考えを表し、ダンスならば踊りや動きで感じたことを表現しますよね。

英語やダンスを習っている方や習ったことがある方は分かると思いますが、まずは先生の真似をすることで英語やダンスステップを学んでいきます。それを繰り返し練習し、だんだん一人でも英語が言えたり踊ることができるようになります。

ただ、習ったときと同じ状況や同じ音楽のときには上手にできても、自由に好きなように話したり、踊ったりとなると、どうして良いのか分からなくなることが多いのではないかと思います。。。今まで習ってきた英語やステップがその場ですぐに出てくるかどうかは、普段英語を声に出して練習しているかどうか、またはカラダを動かしてステップの練習をしているかどうか。いわゆる「アウトプットが普段からできているか」だなと感じました。

  • たくさんステップを習った(インプット)→初めての曲でもそのステップを活かせるか(アウトプット)
  • たくさん英語を習った(インプット)→その状況になったときにその英語を使って話せるか(アウトプット)

英語とダンスって似ていますよね?

たとえば、ダンスステップのルール本や動画を見ても実際に踊ってみないことには踊れるようにはならないのと同じで、ただ英語の本を眺めたりCDを聞いてるだけでは、いざとなったときに自分の口からすぐに英語は出てきません。英語は声に出してこそだと思います。みなさんはどう思いますか?

当教室では、「必ず英語のCDを聞いて声に出して練習してね」と何度もお伝えしています。一度も声に出して話したことがない言葉ってなかなか口から出てきませんよ。

小さい子が「とうもろこし」を「とうもころし」と言ってしまうことと同じです。最初は言いにくいけれど、何度も言ううちに正確に言えるようになる。日本語もそうやって間違ったりしながら上手に話せるようになってきたはず。英語も声に出しながらその状況を通して覚えていくしかないんですよね~。