外国の文化を知る!ープロムって知っていますか。

みなさんは、プロムという言葉を聞いたことはありますか?アメリカのシニア(日本でいう高校最後)の年に行う卒業記念パーティーのことを言います。映画やドラマでも見たり聞いたりしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

先日Prom:An American Traditionを読んでいたときに、フィリピンの先生からプロムの話を聞いたのでシェアしたいと思います♪その先生の学校では、ジュニアとシニア(日本でいう高校2,3年生)の生徒合同でプロムを行います。女の子はドレスを着て、男の子はタキシードを着るのが一般的ですが、どこかに指定の色が入っていないと参加できません。例えば、ジュニアはピンク色のものを身に着け、シニアは青色のものを身に着けるという指定があります。(男の子なら、シャツやネクタイなどに指定の色が入っていると良いそうです。)また、自由参加ではなく、必ず出席しなくてはいけないそうですよ。

プロムは、だいたいバレンタインデーの日に行われます。ダンスをしたり、パートナーと話をしたり食事をしたりととても楽しい日です。「プロムを休んでしまったら人生を損している!!」というくらいビッグイベントだそうです。
この日のために、12月くらいからプロのヘアメイクさんを雇う人もいれば、様々なお店やカタログ、ネットサーフィンをしてどのドレスを着ようかと選び始める人もいます。プロム当日には、ベストコスチュームであるキングとプリンセスが男女一人ずつ選ばれるため、このプロム1日のために、フィリピンの人は時間もお金もとてもかけています。家族もとても協力的で、この日のためにという思いがすごく伝わりますね。(当日、学校に行くときは兄弟たちがエスコートしてくれたそうですよ♪)

ちなみに、気になるパートナーですが。。。プロムデート(一緒に行くパートナー)と言って、よくドラマなどでは「プロムデートになってくれませんか?」という告白場面があったりしますし、うちに来ていた留学生もプロムデートと仲の良い写真を撮っていたりしたのでパートナーと一緒に参加するのかと思っていましたが、お話を聞いた先生の学校ではパートナーをあらかじめ決める習慣はなかったようです。
その代わり、当日決められた席に座ったときにパートナーが分かるようになっているとのことでした。ジュニアの男の子とシニアの女の子、ジュニアの女の子とシニアの男の子でペアになるように組み合わせてあるそうです。当日になるまで、だれが自分のパートナーになるか分からないなんてドキドキですね♪

日本には、プロムを開催している学校はそうないのかなと思いますが、話を聞いていると成人式のような要素もありますね。何か月も前から着物を選んだり、当日はヘアメイクをプロにお願いする人も多いですよね!成人式の日のためだけに結構な時間とお金がかかりますもんね。

アメリカでは100年以上前からプロムが行われているようで、いまや世界中に広がっています。今回お話を伺ったフィリピンの先生は「フィリピンはアメリカからプロムを取り入れたから日本もそうなるといいね!」とおっしゃっていました。日本もいずれプロムを取り入れるのでしょうか~♪>こちらも書いています。

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写真でボケる(笑)ーアメリカの文化を知る